『東北アジア共同の家に向けて』=姜尚中氏講演会
2007/11/21
- 大学ニュース
一橋大学生協創立50周年記念企画として、姜尚中(カン・サンジュン)東京大学大学院情報学環教授による講演会が兼松講堂で開催された。テーマは「東北アジア共同の家に向けて」。
姜氏はまず、地域概念は先天的にあるものではなく、そこにどういう未来やプロジェクトを持って生きるかの決断が必要だと説明。その上で日中韓が明治以前のように並立する時代へ変わっていく可能性があると述べた。韓国と北朝鮮の統一問題にも触れ、現在の日本外交に対して「最低限度のリアリズムを取り戻すべき。日本が変われば、6者協議で主導的な役割を果たせるかもしれない」と述べるなど、東北アジア地域における新たな地域共同体構想に向けての政策を語った。
質疑応答では、参加者から「日本のアイデンティティはどこに求めるべきなのか」などの質問が出された。それに対して姜氏は「日本人であると同時に自分たちの住む地域(パトリア)への愛着も生まれくる。そして同様に、東北アジアという地域も考えるような、複合的なアイデンティティを持つ時代が来るのではないか」と述べた。
参加した学生からは「面白かった。そういう考え方が今までなかった。講演を聞いて、日中韓の共同体が本当にできるのかなと思った」「日本人になじみのない考え方で、未来を切り拓いていく視点が斬新」などの声が聞かれた。
姜氏はまず、地域概念は先天的にあるものではなく、そこにどういう未来やプロジェクトを持って生きるかの決断が必要だと説明。その上で日中韓が明治以前のように並立する時代へ変わっていく可能性があると述べた。韓国と北朝鮮の統一問題にも触れ、現在の日本外交に対して「最低限度のリアリズムを取り戻すべき。日本が変われば、6者協議で主導的な役割を果たせるかもしれない」と述べるなど、東北アジア地域における新たな地域共同体構想に向けての政策を語った。
質疑応答では、参加者から「日本のアイデンティティはどこに求めるべきなのか」などの質問が出された。それに対して姜氏は「日本人であると同時に自分たちの住む地域(パトリア)への愛着も生まれくる。そして同様に、東北アジアという地域も考えるような、複合的なアイデンティティを持つ時代が来るのではないか」と述べた。
参加した学生からは「面白かった。そういう考え方が今までなかった。講演を聞いて、日中韓の共同体が本当にできるのかなと思った」「日本人になじみのない考え方で、未来を切り拓いていく視点が斬新」などの声が聞かれた。
次の記事:学生生活実態調査=12/20まで
前の記事:生協のカレー、50円で提供