えみのお店
        「ゆめのお店」からバージョンアップ
        国立界隈のお店を紹介していきます


 「Les entremets de Kunitachi(レ・アントルメ 国立)」

 本場フランスでフランス菓子の修行をし、日本で数十人しかいない洋菓子協会技術指導員として認められたという華麗な経歴を持つA澤信次氏。彼の菓子が、国立大学通りのお店、レ・アントルメで食べられる。

 中学卒業後、洋菓子職人を志した彼は、単身フランスに渡る。全く言葉のわからないうちから洋菓子店に入り、毎日朝の5時半から夜11時、12時まで働いた。実力が認められ、フランスの大使館、迎賓館などでパティシエのトップとして活躍し、ミッテラン大統領からシラク大統領まで、フランスのVIPのための菓子を作りつづけた。突然友人に頼まれてテレビチャンピオンに出場し、準優勝したこともある。現在では、1日洋菓子講習をすれば20〜30万になるとか。

 VIPのための料理の素材は、金に糸目をつけることがない。その時々の最高級の素材をふんだんに使い、もちろん料理を作る本人もそれを味わう。その最高の味の記憶と、できるだけそれに近い材料を用い、最高の腕で作った洋菓子をたくさんの人に食べてもらいたい。そんな思いで、8年前に今の店を始めた。

 一番人気なのは、やはりクロワッサン(150円)とシュークリーム(シューパリジェンヌ 150円)。基本的でシンプルな菓子は、最も味の違いが顕著に現れる。自信を持っているからこそ、これらのものがおすすめできる、とのこと。その他、いちじくのコンポート(420円)、タルトミルティーユ(380円)など、ケーキは大体400円前後。

 ケーキのほかにも、チョコレート、クッキー、パンなどもあり、味だけでなく見た目もとてもきれいなので、贈り物にもおすすめ。

 「毎日出来は違うけど、安定した味を提供できるのがプロの仕事。こうして一生菓子を作りつづけるのが自分の夢です。年をとったら、スペインの石釜でも買って、薪をくべてパンを焼きたい」と、A澤氏。彼の焼いた、本当のプロの味を、ぜひ一度味わってみてはいかが?
レ・アントルメ
国立市東2−25−50
042−574−0205

【川村 絵美】


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