![]() 天下国家からトイレの中まで 斜め45°に眺めるコラム 「社会の窓が開いてるよ」 6月18日(火)のコラム しょんべん電車・うんこ電車 W杯中に恐縮ではあるが、今日はこのタイトルで無駄話をさせていただきたい。 自分の中で、「しょんべん電車」「うんこ電車」とあだ名している路線がある。しょんべん電車は南武線、うんこ電車は武蔵野線である。 まず、南武線がしょんべん電車たる所以。一つは色。車体の色。103系というらしい車体の汚らしい黄色がしょんべんを彷彿とさせる。車体の色のみならず、車内のシートがまた汚らしいエメラルドグリーンときている。なんでも南武線の車両は中央線や山手線の「お古」が回されるだけだったそうである。 また路線図も、立川から川崎まで「斜めにまっすぐ」ってところがしょんべんぽい。ついでにいうと、立川は日本有数のピンサロ街であるし、川崎もちょんの間だのソープだのがあるから、余計にしょんべん臭い。 駅の名前もイマイチぱっとしない。矢川、谷保、平間、尻手だのとシマリのない名前の駅も多いし、武蔵溝ノ口―武蔵新城―武蔵中原―武蔵小杉と似たような名前が続いていたりと、列車にのっていて退屈極まりない。 電車にのったらのったらでまたどうしようもない。景色がまずどうしようもない。見えるのは寂れた商店街や、殺風景なだけの駐輪場。あるいはビルの裏のきたならしい壁。みるべきところがない。駅舎も駅舎で、ボロくて無個性な建物ばかりである。 乗客も乗客で、どうもぱっとしない。山手線の乗客と比べるとどうにも風格がおちる。サラリーマンはサラリーマンで、山手線のサラリーマンと比べると風格が中途半端だし、ギャルはギャルで、どうも垢抜けない。南武線の女子高生も山手線の女子高生にくらべるとまだまだしょんべん臭い。 まあ、それはそれとして、せめて快速を復活させてほしいね。停車駅は、立川・分倍河原・府中本町・登戸・武蔵中原・武蔵小杉・川崎。 ちなみに「復活させてほしい」と書いたのは、以前南武線に快速が走っていたことがあるからである。昭和五十三年まで走っていたそうである。 さて、南武線についてはこのくらいにして、ここからは「うんこ電車」武蔵野線の話。 武蔵野線がなぜうんこ電車なのか。まず車体のきたならしいだいだい色がうんこを彷彿とさせる。路線も、京葉線乗り入れの東京駅から、反時計回りにグルッと船橋、松戸、浦和、所沢を通って府中本町に行くのだが、それがまたトグロを巻いているようでうんこを彷彿とさせる。 停車駅も停車駅である。ギャンブル列車といわれている通り、臭い場所を武蔵野線は走っている。府中本町は東京競馬場があり、船橋法典は中山競馬場がある。南浦和からは乗り換えて1駅で公営浦和競馬場、南船橋は公営船橋競馬場と船橋オートレース。その他、川口オート、松戸競輪、多摩川競艇、戸田競艇への交通手段となっている。この時点でかなり臭い。おまけに、また南浦和から京浜東北線の上りに乗り換えると、1駅目が蕨、その次が西川口。両方とも性風俗街として全国的に有名なところである。 おまけにギャンブル帰りのオヤジが酒臭かったり、リアルにうんこ臭かったりするからたまったものではない。 駅の名前も没個性的である。中でも最悪なのが、西浦和―武蔵浦和―南浦和―東浦和の浦和カルテット。ちなみに埼京線には中浦和、京浜東北線には浦和、北浦和がある。浦和はそこまでして自己主張したいのかと問い詰めたいが、それはともかく似た駅名が続くこの区間に乗っているのはなんとも退屈である。 「新」がつく駅名も多い。新小平、新秋津、(新座)、新松戸、新八柱、新習志野。京葉線乗り入れまでふくめると、新浦安、新木場がさらに加わる。「新」がつくからには、なにか新しいものがあるんだろうかなんて期待しておりてみると、改札の前には寂れた商店街しかないのは日常茶飯事。商店街すらなかったりする。 ちなみに武蔵野線は、南船橋から府中本町までが区間だと思われているが、厳密に言うと府中本町で終わりではない。そこから先があるのである。府中本町から先にも線路は伸びていて、そこから地下に入り、よみうりランドの下をくぐり、武蔵中原駅のあたりを進んで鶴見にでるのである。その間はほぼずっと地下である。この区間は武蔵野南線ともよばれ、貨物輸送のために使われている。基本的に旅客輸送は行っていないが、大宮から鎌倉をつなぐ臨時列車「ホリデー快速鎌倉号」がこの区間を使っている。乗客によると、ずっとトンネルなので退屈だとのこと。 ちなみに府中本町―鶴見間を正式に旅客輸送しようという計画は、これまでたびたび持ち上がったのであるが、その度に国鉄再建法の影響やバブルの崩壊、あるいは貨物輸送しながら新駅を建設することの技術的な困難さから立ち消えになっている。 そして現在は、これに代わる交通機関として「川崎縦貫鉄道」というものが計画されている。概要であるが、小田急線の新百合ヶ丘駅を起点としまずは東横線の元住吉駅までつなぎ、さらには川崎までつなぐというもの。2003年度着工で、2011年度開業予定だそうである。 と、以上ながながとうんこ電車のうんちくをたれてみたところでまた来週。 <南武線を正しく知るためのリンク集> ●南武線についてしりたい Tokyo Suburban Paradise ―南武線WEB― 同ページ内 南武線快速ものがたり JR総武緩行線写真館 ●南武線沿線情報 南武線コム <武蔵野線を正しく知るためのリンク集> ● 武蔵野線についてしりたい Musashino Dream Network ● 川崎十巻鉄道についてしりたい 「ゆめもぐら」川崎縦貫鉄道 【を】 |
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