天下国家からトイレの中まで
         斜め45°に眺めるコラム
       「社会の窓が開いてるよ」


  2月 4日(火)のコラム

当世一橋学生メディア論・3

 今回は一橋のWEBメディアについての話となる。現在、一橋生が運営している一 橋大生向けサイトとしては、「e-hit」と「Inter-University」の2つがあげられ る。しかしながら、interの方はあまり利用が伸びず、e-hitも後継者不足という こともあり、両方ともサイトの存続がどうなるか個人的に注目していたのだが、 どうやらこの2つが提携して全面改装する方向でいるらしい。

 1999年にe-hitが立ち上がり、その後しばらくしてInter-Universityができて「 一橋のWEBメディアもおもしろくなるかな」と当時は期待していたものだが、その 後に新しく仕掛けてくるところはなく、かつてのWEBメディアに対する熱気という ものが、今は大学内で無くなっている感が、些かある。

 WEBサイトを維持していくというのは難しい。新しく立ち上げるのはまだ簡単で あるが、維持していくというのは容易ではない。

 WEBサイトをやるというのは、カッコよくて楽しそうに見えるが、実際はとても 泥臭い。自分の経験で言えば、新聞部のサイトを作りのとき、自分はリンク集を 作っていたのだが、これなんて検索エンジンに「一橋大学 ○○ゼミ」なんての を一つ一つ入力して探し出さないといけない。で、探し出したらこんどはURLを貼 っていく作業を延々と繰り返し行っていく。肩が凝るだけでおもしろみは無い。

 それでも新しく立ち上げるときなどは「0から作り上げる」という喜びがある からまだいい。立ち上げ後などは、いよいよ単純作業ばかりで、新鮮味も無くな るからモチベーションは下がり出してしまうのである。

 さて、いるかどうかはしらないが新しく一橋生向けのサイトを立ち上げようと しているという奇特な人へアドバイスらしきものを。

 サイトを立ち上げる時など、いろいろと「▼▼の理念」やら「○○のミッショ ン」の類を頑張って作ったりするのが流行りのようであるが、まあ、それはそれ でよい。ただ、いい理念や優れた方針なんてのはむしろはじめてからわかるもの じゃないかなーと思う。もちろん、はじめるにあたって方向性をしっかりと定め ることは必要だろうが、得てしてこうしたものは机上の空論になりやすいので程 ほどでいいのでは。

 それよりも大切なことは、「自分たちが楽しくやり続ける方法」である。サイ トの運営はとくに継続していく課程で難しくなってしまうが、しかしやり方次第 である。つまらない作業が出ないような運営体系、常に新鮮味を失わない活動方 式を作り出すことが大切であろう。また、サイトが継続していくためにも組織は しっかりしてほしい。身内のノリで始めたのでは続かない。新しいメンバーが入 りやすくて、そして活躍できる雰囲気をつくり、持続可能な組織づくりが肝要で あると思う。ちなみに学生団体の活動方式として従来型の学生組織のほかに、GET のようなプロジェクト型がある。これはつまり毎年毎年メンバーがガラっと変わ り、プロジェクトという形で自分たちで活動を主体的に決め目標を達成していく やり方である。このやり方にも組織に知識が集積しにくいという欠点もあるが、 そのかわり活動する側には新鮮さが増し、おもしろいようである。ともかく、さ まざまな組織を参考にしてWEB運営組織をうまく作り出していくことが大切であろ う。

 さて、一橋新聞のWEBのはなし。自分もかつてはサイト立ち上げにかかわってい た一人なのであるが、手を離れた今のWEBサイトを見、老婆心が掻き立てられてし まうのは人情というもの。色々酷評していく。ウザかろうが、まあ多めに見てや って欲しい。

 まずトップのニュースであるが、情報収拾力に?がつく。大切なネタを落とし 、どうでもいいネタを載せているということが多すぎる。また大学の掲示をその まま写したのか、「・・・・・せよ」などという文になっていたこともあるが、 新聞部に命令される筋合いはない。こうしたことは少し考えれば分かると思うの だが。また、記事そのものも、もう少しレベルの高いものが書けるはず。例えば 、「○○講演会が▼▼の教室で、××時に行われ、盛況であった」などといった 記事があったが、読み手のことを意識しているならこんな記事は書かないだろう 。読み手は、どこで行われたなんてことよりも、その講演者がどんなことを話し ていたかが知りたいわけである。しかし、肝心のそこを落とした記事が多い。し かも、最も問題なのはそうしたことを改善しようとする気配がないことであろう 。

 次にコラム。毎週更新として「部員コラム」の更新がたびたび滞るのは言語道 断。読者無視という態度の象徴。そして、そしてさらに問題なのはこの「社会の 窓」などというつまらないコラムが2年以上も続いていることである。このコラム は、まだ他にコンテンツがなかった時代に「これじゃあ、さびしいからやるか」 という事ではじまったわけで、例えて言えば「踊り子のいない場末のストリップ 小屋で、やむを得ず代りに踊っている切符売りのババァ」である。本来はキレイ な踊り子を集めてババアは切符売りに戻るべきなのである。それでありながら、 切符売りのバアアに2年以上も踊り続けさせるとはなんたることであろうか。早急 にキレイな踊り子たるレベルの高いコンテンツを用意すべきである。

 とはいえ、このコラムもあと2回。ババアは最後まで踊ります。

  【を】

2003年度
 1月28日のコラム(当世一橋学生メディア論・2)
 1月21日のコラム(当世一橋学生メディア論・1)
 1月14日のコラム(茶坊主表彰)
 1月 7日のコラム(馬鹿げた雑感3編)
2002年度
12月17日のコラム(一橋ニュータウン)
12月10日のコラム(カンニング考)
12月 3日のコラム(今年の漢字)
11月27日のコラム(顰蹙を買いそうな雑感2編)
11月19日のコラム(武士道外交3)
10月22日のコラム(武士道外交2)
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